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特定非営利活動法人(NPO)  さっぽろ福祉支援ネット あいなび
        トップページ   福祉有償運送  運転者講習






 

プロフィ ー ルrofile




    *NPO設立 2006年 12月11
   *事業開始 
2007年  4月 1日
   *事業内容
福祉移動支援・生活支援・地域交流支援・運転者講習支援
 *あいなびは、全員有償ボランティアで活動しています
  

*理事長プロフィル


 
NPO法人さっぽろ福祉支援ネットあいなび*
       理事長 下川原 清美 1952年7月10日生

 札幌市消防局を53歳で早期退職をしてNPO法人を立ち上げ、公的制度外で移動支援活動、生活支援活動、地域交流支援活動を有償ボランティアで行い「北海道福祉のまちづくり賞」を受賞しています。また、国土交通大臣認定の福祉有償運送運転者講習を行っています。

 

2023年現在→ 

 ・NPO法人 全国移動サービスネットワーク 理事 
 
・移動サービスネットワーク北海道 理事長
 ・NPO法人 みなぱ  会長 
 ・札幌市福祉有償運送運営協議会 委員
 ・前 札幌市消防局 職員









あいなび20周年を迎えて 

  理事長 下川原 清美  

 いつも「NPO法人さっぽろ福祉支援ネットあいなび(以後、あいなび)」 活動へのご支援ご協力に感謝申し上げます。あいなびは、任意団体から始まり創立20周年(2025年)を迎える事ができました。

あいなび立ち上げのきっかけは、私がまだ札幌市消防局現職時の30年位前に南区の「藤野むくどりホーム」柴川代表からボランティアの誘いがありました。むくどりホームとは、「障がいのある人もない人も、赤ちゃんからお年寄りまで誰もが気軽に立ち寄ることのできる友達づくりの家」が理念の素敵な地域共生の居場所です。ホーム前の「藤野むくどり公園」にはバリアフリーのブランコや滑り台など遊具がたくさんあり、小さいけれど素晴らしい公園です。

このボランティア活動を通して誰もが地域の中で楽しく共生できる居場所の大切さを痛感していました。そこで、20年前、「地域共生の居場所」づくりを理念とした活動を行いたいと思い、同じ思いの有志9名で任意団体「さっぽろ福祉支援ネットあいなび」を立ち上げ、活動準備を行っていました。その後、53歳で札幌市消防局を早期退職して「NPO法人さっぽろ福祉支援ネットあいなび」理事長となり、「福祉移動支援」「生活支援」「地域交流支援」の活動を行い、数年後に国土交通大臣認定の運転者講習を行う「移動サービスネットワーク北海道」」を立ち上げました。

あいなび活動に協力頂いていますボランティアの皆様に感謝と共に、住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすために」、これからも地域の「助け合い活動」を行って行きます。皆様の変わらないご支援ご協力を引き続きよろしくお願い致します。




@地域交流支援活動      

      
  ふじのカフェ・ マルシェ      ・むくどりホーム・むくどり公園 

 「藤野むくどりホーム」のボランティア経験をふまえ、あいなび立ち上げ理念の地域共生の居場所づくり「地域交流支援活動」では「障がいのある人もない人も赤ちゃんからお年寄りまで誰もが楽しく集える居場所」として事務所内に「地域交流サロンくるみな」を開設し、後に藤野に「地域交流サロンふじのカフェ&あらいぶ」を開設しました。手芸教室、カラオケ教室、アロマ教室、そば打ち教室、フラダンス教室、キッズダンス教室、着付け教室等々の活動を行っています。また、「ふじのマルシェ(朝市)」は札幌市と地域住民とNPO が協力して地域のまちづくりに貢献したモデルとなり、2ヶ所の地域交流サロンは「札幌市シニアサロンモデル事業」に認定されました。これらの事業が認められ、北海道知事より「北海道福祉のまちづくりコンクール活動部門」で表彰を受けました。これからもますます地域の楽しい共生の居場所にしていきたいと思っています。








 A福祉移動支援活動

     

 私が札幌市消防局在職中の救急隊業務の中で、緊急を要しないと思われる人まで救急車を呼ぶケースが多いことに問題を感じていて、命を救うために一刻も早く現場に急行しなければならない出動に支障をきたしていました。しかし高齢化社会を迎えた札幌には、外出困難な交通弱者の方々が急増していることも事実でした。そこで退職後に、あいなび立ち上げ理念の「地域共生の居場所づくり」をする為の資金作りで、NPO法人「あいなび」を立ち上げ、前職の経験を生かして福祉有償運送活動を始めました。障がい者や要介護者の方達の緊急性の無い通院等にタクシー料金の半額程度で利用できる福祉有償運送サービスを提供すれば、消防局の救急体制の充実にもつながると確信したからです。外出困難な方々が自由に外出することによって生活の幅を広げ、生きがいのある生活ができる地域社会にすることを目的に、あい(優しく)なび(ご案内)をモットーとして、現在は車いす対応車やストレッチャーを装備した車両など10台体制で実施。制度外での有償ボランティア活動ですが、これからも通院・入退院・転院、買い物や旅行、社会参加などの外出をサポートしていきます。                                                                               



        

B生活支援活動

             

あいなびは、立ち上げからヘルパーやいろいろな有資格者がボランティアとして登録し、病院の付き添い、買い物代行、入退院時のお手伝い、掃除や料理、話し相手、ペットの世話、庭仕事、除雪作業、簡単な住宅改修など保険制度の対象とならない細やかな生活支援を、可能な限りご要望に応じて生活支援をおこなってきました。10年位前の介護保険法改正で、「生活支援体制整備事業」が始まり要支援者の介護保険制度での支援が難しくなりました。ますますの地域住民の高齢化で、あいなびの「介護保険外での生活支援活動」がますます必要になっています。現在は、コロナ禍からボランティア不足で少し活動が縮小してしまいましたが、地域のアクテイブシニアを誘い活動を広めていきたいと思っています。

       





C 移動サービスネットワーク北海道 支援活動

         (国土交通大臣認定運転者講習)

         受付           札幌での定期講習       実習

 あいなびが、国土交通大臣認定の運転者講習(福祉有償運送・交通空白地有償運送等)の実施法人に認定され、札幌市内で毎月第2金曜日に講習を行っています。他に全道各地に出向いての出張講習を行っています。現在は、名称を「移動サービスネットワーク北海道」に変更して実施。札幌市内での定期講習は年12回、出張での講習は年平均12回位実施しています。年間開催合計24回位、受講者350人位。また、北海道内の講習法人会員は350団体以上になっています。

 

          出 張 講 習




これから

 現在の日本は高齢化2025年問題、そして超高齢化になる2040年問題に向かっています。もう始まっている高齢化の地域課題は、地域での高齢者や障がい者を支援する若い働き手もこれからますます減って行き、介護保険制度等(公助)での支援もますます厳しくなって来ています。

私達はこの様な地域課題を20年前に想定し、介護保険制度等(公助)に頼らない有償ボランティアでの「地域助け合い活動(共助)」を行って来ました。「住み慣れた地域でいつまでも安心して暮らすため」に、全国のアクテイブシニアの皆さんが行う、いろいろな地域助け合い活動が拡がって行く事を願っています。









     

NPO法人さっぽろ福祉支援ネット
     あいなび

TEL/FAX
011-582-8982

〒005-0032
札幌市南区南32条西10丁目
         2−

「あいなび」
ainabi@
ainabi99.net

「移動サービスネットワーク北海道」
idonet@ainabi99.net